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カテゴリ:山の本( 21 )

初登攀行・サイン入り

山の本は大量に、ホントそれこそ大量に持っていた。終活には早すぎるが、
思うところあって2年前に全部友人たちにやってしまった。

と思っていたら、数日前に机の中を整理したら、こんな本が出てきた。
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松本竜雄さんからいただいたサイン入りの本だ。
ゴミ箱行きは松本さんに失礼だから、とりあえずまた机の奥にしまっておくか。

山道具もだいぶ整理したが、まだ古いピッケルやアイスバイルなどが残っている。
処分してしまおうという気持ちと、いやいや置いとけという気持ちが交錯。

「ワカン」などは玄関のインテリアで飾っていたが、これら古い山道具は
山登りを全くしない我が家のこども達にとってみれば、ただのゴミだろう。
終活も悩ましいもんですなあ。
by kmyas | 2017-04-13 20:58 | 山の本

氷雪技術研修会

毎年この時期、大山で開催されている日本山岳協会主催の氷雪技術研修会
にスタッフとして参加してきました。講師はロープレスキューで有名な堤信夫さん。
(下の写真左)
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実技はスタンディングアックスビレーを中心に。
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  今年は非常に積雪が多いです。
  モンベル大山店のひさしからは
  2m以上もあるつららが。



※堤信夫さんの著書 
「全図解クライミングテクニック」(山と渓谷社)
「ロープレスキュー技術」(ナカニシヤ出版)
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「ロープレスキュー技術」は特にお薦めです。

by kmyas | 2014-02-18 18:55 | 山の本

山村暮らしは・・・

天気が良い日は冬支度で忙しい。この2日間でやった作業。

①冬用タイヤを収納場所から引っ張り出して交換準備。
②猫の寝床(室外にあるダンボール箱)に冬用の布張り作業。
③雪ずりで壊れた雨樋の補修作業。(これには半日かかった。)042.gif
④年寄り部屋の雪囲い作業。(多量の降雪があるわけじゃないが、まあ気分で
 する雪囲い。実際は風除壁みたいなもんで自己満足の世界。)
⑤プレハブ倉庫の片付け。(ヤモリが出てきたよ~。)005.gif
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しゃがむ作業が続き、腰が痛くなってしまった。
プレハブ小屋に捨てようと思って置いていた本の中に、戦前の本があった。
「山村旅情」  著者名 依田秋圃  出版社 朋文堂 昭和16年発行。
随分前に古本屋で購入した本だ。パラパラと読み出すと止まらない。

山村暮らしは・・・_b0156456_21855.jpg
 昔は山里での不便な暮らしに
 価値を置いて、それを考えた時期も
 あったが、結局実現しなかったなあ・・・。

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by kmyas | 2013-11-27 21:27 | 山の本

山の本と引越し

これら安川茂雄氏の本は20代前半のころ買い求めたもの。
東京・神田の悠久堂は山岳関係の古本をたくさん扱っていたので、
ここで買ったものも多い。

山の本と引越し_b0156456_164953.jpg

安川氏のエッセイの中に引越しの話が出てくる。
かつて私は引越し魔で、友人からは病(やまい)だと言われていた。
東京には学生・社会人時代を通じて10年程いたが、5回も引越しをした。
結婚してからも3回引っ越した。子供の頃も親の引越しで2回転居している。
だから引越しには全く抵抗感がない。

結婚してからの引越しは大変だったが、独身時代は簡単なものだった。
荷物は本と山道具が大半で、衣類と生活用具は必要最小限のものだけ。
山岳会から背負子を借りてきて目一杯担ぎ、電車で3往復もすれば終わりだった。
なにしろ家具類は無く、テレビも冷蔵庫も持っていなかった。

一時期、友人からもらった古いテレビと冷蔵庫があったが、テレビは
1年ほどで壊れてしまった。冷蔵庫も分厚くこびりついた霜を取ろうとして、
登山用のアイススクリューをねじ込んだら冷却パネルに穴が空き、
ガスが抜けてしまって、すぐに使用不能となった。
それ以降はテレビ・冷蔵庫無しの生活が続いた。

さすがに20数年前に家を建ててからは引越し病も失せたかのようだ。
とはいうものの、家の中の家具の移動や職場の机の移動を数年おきに
勝手に繰り返し、周囲からはやっぱり病だと言われている。

引越しをするたびに、大事なものが紛失したり、逆にどうでもいいものが
ひょっこり現れたりする。そんな経験をたくさんしてきたが、山の道具と本
だけは常に大切に運んだものだ。
だがこれらも、いよいよ処分の時期が来たようだ。

その前にもう一度と、日焼けした本を読み返しているところだが、
歳のせいか根(こん)が続かず、なかなか読み進めんのです。

by kmyas | 2013-08-14 17:22 | 山の本

夢を持て。生きている、ただそのことを喜びに変えられるような

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 先週末は法事で山に行く余裕なし。 
 今週も悪天候でお休み。

 こういう時は図書館から借りた
 本で過ごすのが良い。

 タイトルにひかれて手に取った。
 登場人物はハンディを背負った三人の若者と
 山小屋を経営する未来を手放した登山家。

 山岳小説ではあるが、人間の希望とは
 を問いかけるシリアスな内容。

今読了したところ。心に残る小説だった。もっと素直に生きなければ・・・
これから晩酌します。
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by kmyas | 2013-04-06 18:46 | 山の本

山の本、第二次大処分

神戸に出張してました。併せて休暇を取り、六甲山に登ってきましたが、
その報告は次回にします。

実は出張前の三週間で山の本の第二次大処分をした。
文庫本はすべて古紙回収に。単行本も発行部数が多そうな有名登山家のや
山岳小説類、これらもほとんど古紙回収に。

だのになんで三週間もかかるのかと言うと、整理しながらパラパラと
めくっている内に、いつしか読みふけってしまい、なかなか進まないからだ。

「岩と雪」を見ていたら、先月の講演会で出会った山野井さんのバフィン島の
記録(88年)も載ってた。当時からすごい人だった。
山の本、第二次大処分_b0156456_17491856.jpg

その他、「岩と雪」には37歳で死去した山岳会の後輩、M君の記事も載ってた。
私の20歳代から30歳代にかけては、「岩と雪」を情報源にして登ってた時代であり、
いろいろと思い出の多い山岳雑誌だが、これも思い切って処分することにした。
山の本、第二次大処分_b0156456_1805480.jpg

70年代から80年代のがダンボール2箱にもなるので、隙間に発行部数が
少なさそうな本を詰めて、山岳ガイドのKさんに送付(譲渡)した。
彼なら有効に活用してくれるだろうし、喜んでもらえたようだ。
山の本、第二次大処分_b0156456_1823722.jpg
 希少本がまだ数十冊あるが、これは
 山岳書蒐集家の岳友JUN君に譲渡しよう。
 ただし、私が望むところを登るのに
 付き合ってくれるたびに1冊ずつ
 渡すことにする。

by kmyas | 2013-03-09 18:33 | 山の本

ホコリまみれの技術書が出てきた

本の整理もだいぶ進んだが、こんな昔の技術書がホコリにまみれて出てきた。
日本山岳会編で、40年前に発行されたもの。
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都岳連の小冊子も出てきた。これは30年前のもので、当時、都岳連の
山岳救助隊長だったN氏(朝霧山岳会所属)を通じて入手したはず。
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おやまあ、こんなもんまで出てきたぞ。1967年にCaliforniaで発行となっている。
どこでどう入手したのかさっぱり記憶がない。山岳会の先輩にもらったのか、
それともザイルを購入した時に店の人からもらったのか、とにかく記憶がない。
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 山の技術は用具をどう使いこなすかによって
 大きく左右される。新素材による軽量化・
 強度化・耐久性が進み、形状の工夫もされる。
 当然、昔の技術書は陳腐化して役にたたない。
 新人時代を思い出しての記念品的価値はあるが、
 私の子供たちからすれば、ただのゴミだろうから
 早目に処分しておくことにする。
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by kmyas | 2012-07-15 18:45 | 山の本

ミニヤコンカ奇跡の生還ーー松田宏也さんに会える?

日が長くなったので、夕方ちょこっと寂静山に登ってきた。
ここから見る大山の北壁にはまだ残雪がある。近年にない残雪の量だ。
ミニヤコンカ奇跡の生還ーー松田宏也さんに会える?_b0156456_1936482.jpg

大山自然歴史館で、とやま旅館の女将さんと話していたら、今年の秋に
松田宏也さんを呼んで講演会を開きたいから協力してくれとのこと。
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 松田宏也さんといえば、あのミニヤコンカから壮絶な
 奇跡の生還をしたことで有名な人だ。

 凍傷のため両手指、両足を切断。膝から下が義足だが
 驚異的な精神力でリハビリし、また山へ復帰された由。

 ちょうど整理しかけてた書棚の中に、その本があった。
 2年前に表紙を変えて再販されているらしいが、
 写真の本は1983年発行のもの。
 処分しなくて良かった。これもご縁だ。この本に
 サインしてもらい、山岳美術館に寄贈しようかな。

ところで、あぶちゃんという人がコメントを入れてくれてます。
お地蔵さんの赤いよだれかけをあぶちゃんとも言うそうだから、それを
もじってのことで、誰かよくわからないが、北壁の会の人かと思っていた。
だが、私がよく閲覧しているあぶちゃん日記も、あぶちゃん。
これは、若い頃あこがれの存在だった赤蜘蛛同人の井上進さんのブログ。
以前、井上さんの本を紹介したことがあったが、まさか本当に井上さん
じゃないですよね。もしそうだとすれば、これも奇跡ということ?
by kmyas | 2012-05-16 20:16 | 山の本

本の整理がなかなか進まない・・・

私の寿命は幾つでしょうか。そうです、誰も答えられるはずがありません。
実は昨年、自分の寿命は一応70歳までとして、おおげさなようですが、
今後の自分の人生の中長期計画なるものを策定しました。

余命70歳までとしても、それ以上生きるかもしれません。でも身体が不自由で
あったりとか認知症であったりして誰かのお世話にならなければならない
状況も十分考えられます。仕事柄そいう例はたくさん見てきています。
元気で山に登ったり、こうしてパソコンで遊べるのもいつまでかわかりません。

昨年から今年にかけては、その中長期計画の中のひとつで、溜まりに溜まった
書籍(千冊はあるかも・・・)や写真の整理をすることにしていました。
とりあえず、最後まで残しておきたいもの以外は処分です。
山岳書は伯耆国山岳美術館に寄贈するか、それとも山岳書蒐集家のJUN君に
生前形見分けするかして、それ以外は古紙回収に出そう。

と思いつつ、整理しながらパラパラとめくっていると、つい読み直してしまい、
なかなか進まない。こういう状況が昨年からずっと続いている。
この長谷川さんの本も最初から最後まで再読了してしまった。
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長谷川さんを思い出すと登攀クラブ蒼氷の吉野さんも思い出してしまう。
おふたりとも遭難死してしまいましたが、私にとってはいろいろな意味で
思い出深い人達です。
by kmyas | 2012-05-13 20:28 | 山の本

生きるために登るとは・・・

黒部の志水哲也さんはよく知られた人だ。数年前、立山から薬師の縦走を終え、
折立でタクシーに乗ったら、山には関心がないという運転手さんが何気なく
話題にしたのが志水さんのことだったから、それくらい有名である。

志水さんの本は何冊も出版されているが、いつ読んでも面白い。
特に、昨年出版された「生きるために登ってきた」は、心に響くものがある。
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人は楽しむために山に登ると思うのだが、著者は「生きるために登ってきた」
のだという。この自叙伝的な本には、次のような哲学的な言葉がある。

「人生は可能性を探し、選び、捨てていくこと」、
「いらなくなったものとは、いさぎよく決別しよう」、
「十の成果よりも、一の目標の方が大切だ」・・・

一途な著者の一面を表しているが、一気に読める本でお勧めです。
by kmyas | 2012-02-26 19:09 | 山の本