9月23日(日) 2週連続で鳥取・広島県境の山へ。
先週同様に日南町生山から福栄を経由し、豊栄の集落に入ると、広島県 東城(持丸・314号線)方面への案内標識がある。 この道は昨年県境のトンネルが開通し、広島県側へ抜けられるように なった広域農道である。ここを左折する。 しばらくは広い2車線道路を進むと、右手に名谷山の案内看板が。 ここの道路脇に駐車しようか迷ったが、とりあえず進めるところまでと、 右手の坂を登って行く。(この先のトンネル付近に駐車可。) すぐに草ボウボウの林道となったが、朝方の雨で草が濡れており、 軽自動車のつるつるタイヤが滑り始めた。 こりゃまずいと、林道が左右に別れる地点に置いておくことにした。 道標は無いが右方向にピンクテープがあるので、それを信じて右折する。 林道は植林帯の中を折れ曲がりながら伸びている。 やがて登山口の道標が現れた。林道の終点だ。 車が3台ほど置ける広さがある。途中、深く掘れた個所もないので、 ここまで車で入れないこともないが、軽の四駆でないと厳しいかも。 まあ、広域農道から歩いても30分足らずだから、歩きの方が無難。 さてここから急登になるが、すぐに尾根上に出て、なだらかになる。 この尾根は国土地理院の地図では県境から北東に派生した尾根で、 末端に1,002mの表示がある尾根だと思われる。 ピンクテープが随所にあり、踏み跡も明瞭だが、展望はきかない。 チチタケやラッパタケがたくさんあった。芝栗も落ちている。 やがて気がつかないうちに県境と合流し、北西方向へ進むようになる。 熊笹がかぶさる所もあるが、踏み跡はしっかりしている。 展望も徐々に開けてきたが、雨上がりで遠くは霞んでいる。 茸採りや栗拾いしながら、林道終点から50分ほどで山頂(1,177m)着。 山頂は刈り払いがしてあり、展望良好。西方向には先週登った道後山が。 南東方向には古頃山と鳶ノ巣山が。神郷三国山(1,177m)はこの左手になる。 下山しながら県境への分岐点を探していたのだが、いつのまにか登って来た 北東の尾根に降りてしまった。 下山後、昨年開通したという県境のトンネルへ行ってみた。広域農道の名谷山 表示からすぐ先であった。鳥取県側に若杉トンネル、さらに県境をまたいで 三国山トンネルと二つ連続している。 車は全く通らないから、こうして道路のど真中で 写真を撮ることができる。 しかし、誰も通らないのにこんな立派なトンネルや 道路を作ってどうしようというのだろうか。 しかもこの道路、せっかく開通したのに冬期閉鎖とのこと。 いったん始めたらストップが出来ない公共工事の典型か? と批判しつつも、あるものは使うという現実主義者だから遠慮なく利用させてもらっている・・・ 山という視点では、この三国山トンネル左側の植林帯が下草もなく、比較的容易に 県境に上がれて、神郷三国山へ抜けられそうだ。名谷山から周回できそうかも? よし、今度登ってみよう。
by kmyas
| 2012-09-24 18:47
| 鳥取県境の山
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